気象データの利活用事例集(WEB版)

データ融合によるゼロエネ社会生活の加速的推進

企業・団体名

取り組み概要

エネルギー消費関連ビッグデータ群と気象予測関連オープンデータ等をデータ融合させAI分析することで、省エネ技術である『ヒートポンプ技術』等の運用効率を最大化しつつ、快適性や生産性などに効果的に寄与する予測型の運用マネジメントを提供する。

対象者

ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)、ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)等のグリーンインフラやスマートシティ

気象データを利用した背景・経緯

2017年より独立行政法人都市再生機構と行っている共同研究において、エアコンに設置したIoTタップから収集した消費電力量や室内環境等のデータと気象データを分析し、エアコンの効率運転に気象データの活用が有効であると分かったため。

利用している気象データ

観測データ(室内外の気温・湿度、リアルタイムGPS可降水量、ドップラーレーダー、海面水温、積雪分布)、1か月予報、短期予報、ポイント予測

気象情報以外で利用しているデータ

エネルギー消費量など

その他(気象データの利用にあたり工夫した点、困った点など)

気象データの分析による家電等の制御を行うことで、快適・健康・安寧な日常生活を日々充実させるための支援を行うことができる他、設備の高効率化によるエリアゼロエネルギーなど低炭素化を推進する。

WXBCの活動との関連

WXBC主催の「第1回気象ビジネスマッチングフェア」にてマッチングを行った会員企業と、新規ビジネス創出を検討中