気象データの利活用事例集(WEB版)

KCCS APIデータ配信サービスを利用した蓄電池の最適充放電スケジュール算出

企業・団体名

取り組み概要

株式会社Sassorでは、住宅や工場などで施設ごとの特性を考慮し、経済性や自給率が最大化するよう、蓄電池の充電・放電スケジュールを算出するサービスを提供しており、蓄電池の充電・放電スケジュールを算出する機能に必要なデータの1つとして気象データを活用しています。気象データの取得には、気象・天気予報関連データをAPIで安価に利用可能な、KCCS APIデータ配信サービスを利用しています。

対象者

蓄電池をご利用中の方、またはこれから導入予定の方

気象データを利用した背景・経緯

太陽光発電の発電量は天候に大きく左右されることから、発電量の予測をするために、気象データを活用しました。

利用している気象データ

天気予報、気温、全雲量、上層雲量、中層雲量、下層雲量

気象情報以外で利用しているデータ

①電力量情報
 30分値電力量(電力自家消費量、発電量、買電量、売電量)
②蓄電池情報
 蓄電池の残量、放電量履歴、充電量履歴
③初回に必要な情報(オンライン・オフライン)
 ・ユーザ情報(太陽光、蓄電池設備のスペック、料金プランなど)
 ・蓄電池仕様(最大容量、最大充電速度、最大放電速度、残量の下限値、残量の上限値、充電効率、放電効率など)

この取り組みの効果

住宅や工場のコスト削減、バーチャルパワープラントなどさまざまな蓄電池の用途に対応可能です。

その他(気象データの利用にあたり工夫した点、困った点など)

KCCS APIデータ配信サービスは、今後、以下のデータ配信を予定しています。
・地域のイベント情報データ配信(運動会、花火大会、コンサートなど)

3か月間の無料トライアルを是非お試しください。
https://www.energy-cloud.jp/support/

また各種お問い合わせは、下記フォームからお気軽にご連絡ください。
https://www.kccs.co.jp/contact/ja/ict/index.html?category=si&service=energy-cloud

参考となるHP公開情報等

KCCS APIデータ配信サービス
https://www.energy-cloud.jp/post/case/
蓄電池最適充放電スケジュール算出APIの提供開始
https://www.value-press.com/pressrelease/188444