気象データの利活用事例集(WEB版)

天候デリバティブ

企業・団体名

取り組み概要

世界的な気候変動の進展に伴い海外進出企業を中心に天候リスクのヘッジニーズが高まっている。本取組では、前述の点を踏まえ、NASA等の衛星観測データを活用する体制を整え、精緻な地上観測データが取得できないなどの理由から従来は引き受けが困難であった地域においても、天候デリバティブの提供が可能とした。アジア・南米・オセアニアなどを含む、全世界における天候デリバティブの販売を通じて、企業の海外進出を支援していく。

対象者

海外展開を行う企業全般

利用している気象データ

地上観測データ、衛星観測データ

この取り組みの効果

天候リスクのヘッジ。例えば下記が想定されている。
(1)鉱山開発事業:降雨による工期遅延リスクのヘッジ
(2)養殖事業:海水温上昇による生育不良リスクのヘッジ
(3)電力小売業:猛暑・冷夏による販売変動リスクのヘッジ

参考となるHP公開情報等

三井住友海上火災保険株式会社 衛星観測データを活用した「天候デリバティブ」の世界販売について
http://www.ms-ins.com/news/fy2016/pdf/1208_2.pdf